特に病的な異常がない生理痛の場合は機能性月経困難症といいます。
若い女性の強い生理痛はほとんどこれにあてはまります。
鎮痛剤で症状があまり改善しない場合は低容量ピルや黄体ホルモンなどの内服治療で生理痛をコントロールします。
何らかの病気が原因となっている生理痛は器質性月経困難症といいます。
子宮筋腫や子宮内膜症などが原因の場合もあります。
治療は機能性月経困難症と同様にホルモン治療を行いますが、状況により手術加療を行うこともあります。
生理不順は体質によるもの以外に、日常の生活のストレスや無理なダイエット、過剰な運動などが原因で起こることがあります。
日常生活に支障がなくとも3ヶ月以上生理がない場合は受診をお勧めします。