プラセンタとはヒトの胎盤から抽出した栄養素・成長因子を体内に注入することで、体へのさまざまな効果が期待できる治療方法です。当院では、厚生労働省認可のメルスモンというプラセンタ注射を使用しています。
安全性について
プラセンタ注射剤はB型肝炎やC型肝炎、HIVに感染していない健康なヒトの胎盤のみを使用し、既知のウイルスや細菌は滅菌法(高圧蒸気滅菌)で不活化されています。また、これまでプラセンタ注射剤によりvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)の感染事例は全く報告されておりません。しかし、ヒト由来の臓器から製造されているため、念のための措置としてプラセンタ注射を受けられた方は献血ができない規則になっております。
メリット
更年期症状の改善
疲労感、倦怠感、不眠、うつなどの精神症状や肩こり、腰痛、冷え性などの身体症状に有効です。45歳~59歳で更年期障害と診断を受けた方は保険診療の適応になります。
費用
再診の場合は1回500円程度 週1回~3回が目安
保険適応のない方に関しては患者様に説明の上、希望がございましたら自費診療(1本につき1000円 1回につき2本まで)にて注射させていただきます。
副作用
- 注射部位の疼痛
- 過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)
- 注射部位の硬結
- 頭痛
- 肝機能障害(AST・ALT 上昇など)