性感染症と言えばクラミジアや淋菌が有名ですが、2022年6月より保険適応で検査可能となったマイコプラズマ・ジェニタリウム感染症が当院でも時折陽性となる方がいらっしゃいます。マイコプラズマ・ジェニタリウムは子宮頸部や尿道、直腸に発症するSTI(性感染症)です。
• マイコプラズマ・ジェニタリウムの感染者の大半は、まったくの無症状ですが、症状が出る場合は次のようなものが現れることがあります。
• 下腹部の痛み • セックス中の痛み • 異常なおりものの分泌 • 排尿時の痛み • 膣からの不正出血
「クラミジアや淋菌検査は異常ないのに、どうもおかしいな?」と感じられている方は一度マイコプラズマジェニタリウムの検査をしてみてはいかがでしょうか?おりものを拭うことで検査可能です。約1週間程度で検査結果が判明いたします。仮に陽性であった場合は基本的には内服薬の抗生剤で治療いたします。